TMC D-Mittsu 7.62チェストリグ(HSP D3 Heavyのレプリカ)を購入しました
久々の更新になります。以前から次の記事はこの装備のレビューにしようと決めていたのですが、なんだかんだ買うのがだいぶ遅くなってしまいました。
TMCのD3チェストリグのレプリカ、D-Mittsu 7.62チェストリグです。その名の通り7.62mmのマガジンに対応したHeavyモデルのレプリカです。
本家HSPもラインナップしているRGカラーですが、実物生地かどうかは不明です。
とりあえず、これまでのTMCのRG生地との違いはないようでした。
実物は中古でも2.5万円ほどするので、7000円で似たものが手に入るのはありがたいですよね…。
また、同時に購入したTMCのミニハイドレーションバッグを背中に装着しています。
リグ側とファステックスのサイズが一緒なので、いずれ本家D3のようにワンタッチで脱着できるようにしたいと思います。
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フロントパネルを取り外し、マガジンを挿してみました。
AKはやや余裕あり、中央の5.56mmはぶかぶか、ペットボトルはピッタリといった風情です。この製品は7.62mmのマガジンを運用することを考えられて作られているので、小口径弾のマガジンに余裕ができるのは当然です。
しかし、どうにもこのレプリカは実物よりやや小さく作られていらしく、SCAR-HやSR-25のマガジンをストレスなく収納できるかは微妙なところです。
しかもTMCからリリースされている5.56mm用D3も同様に小さく作られているらしく、私が中古品を触ったところP-MAGどころかSTANAGマガジンを挿し込むのにも苦労しました…。(一応入らないことはないが、サバゲーでの戦闘中にマガジンを抜き差しするのに現実的なサイズではない)
そのため、今回は7.62mm用のこの製品で、5.56mmのマガジンを快適に運用できるように改良していこうと思います。
そのために今回使っていくのが、このESSTAC KYWI カイデックスインサートです。少し大きめなマグポーチの内側に文字通りインサートすることで、マガジンの抜き挿しに適度なテンションを与えてくれます。
その名の通りカイデックス樹脂でできており、BHIやSafariLandのカイデックスホルスターに似た抜き差しの感触になります。
また、マグポーチと接する面にオスのベルクロがすべり止めとして貼り付けられており、インサート自体の形状によるテンションと相まって、多少乱雑にマガジンをドロウしてもインサート自体が抜けづらくなっています。
このインサート、すでに9mm用のものをベルトキットに使用しており(そのうち別記事にまとめます)、その使用感はかなり良いものであることがわかっています。マグポーチのフラップやパラコードが煩雑だと感じる方は、まずこれを試してみることをオススメします。
今回は、5.56mm用のものを3個用意しました。7.62mmよりやや小さいマグポーチに、このインサートとマガジンを入れることで、ちょうどいいテンションになるはずです。
また、ここより先の内容はほぼエボログさんの真似になるので、そちらも併せてご覧ください。 blog.evolutor.net
まず、インサートをそのままマグポーチに入れてみました。一見ジャストフィットに見えるのですが、やはり仮にも7.62mm向けに作られたポーチのためか若干ポーチ側が大きく、割と容易にインサートが抜けてしまいます。
サバゲー中、リロードしたらいつの間にか落としていた、では使い勝手が悪いので、対策を講じます。
まず、インサートの入口側、片面を…
コのように切り取ります。
さすがカイデックス、少し粘りますが、ノコギリとペンチがあれば楽勝です。もしかしたらカッターやニッパーのほうが良かったかもしれません。ヤスリもあると微調整が楽です。
そして、作ったくぼみを入り口にあるウェビングの縫い目に引っ掛け、完成です。これでそうそう抜けません。
すべて加工し、装着しました。すこしウェビングが波打っていますが、まあ破損にはつながらないでしょう。
気になる方は自分より広め、深めにくぼみを作れば解消するはずです。
僅かに見えていますが、前面の9mmポーチに9mmインサートを入れた場合、特に抜けなどは起きませんでした。
しかし、ポーチ側面がレプリカクオリティのゴムバンドなので、インサートのテンションで伸びてしまうことを考えて装着は断念しました。
このD3リグ、いささかショルダーハーネスが長すぎてリグが垂れ下がってしまうため、いずれその対策も記事にしたいと思います。